【法則】レンタルサーバーの転送量は何ギガ必要?PVごとの目安を解説

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レンタルサーバーの転送量とは、サーバーから送られるデータサイズの合計量です。

一般的には、料金プランごとに転送量の上限が設定されているため、アクセス規模に応じた転送量の選択が必要となります。

レンタルサーバーの転送量の計算方法やPVごとに必要な転送量の目安とは?

本記事は、ブログブートキャンプのブログの始め方-WordPressのサーバーに関する内容となります。

レオ

レンタルサーバーのスペックに転送量目安っていうのがあるんだけど、よくわからない!

アレックス

転送量はサーバー選びで絶対に知っておくべき重要なポイントだ。詳しく確認していこう。

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この記事の著者

アレックス
@blog_bootcamp

アレックス(ALEX)

横浜国立大学大学院 工学府を修了し、富士通株式会社に入社。その後、エンジニアやブログの経験を活かしてブログブートキャンプを設立。ブログやブログ運営に必要なWordPress、レンタルサーバー、VPSの専門家としてノウハウや情報を発信中。

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レンタルサーバーの転送量とは?

レンタルサーバーの転送量とは?

レンタルサーバーの転送量とは、サーバーから閲覧者に送られるデータサイズの合計量です。

一般的なレンタルサーバーでは、1日あたりや1月あたりの転送量の上限が設定されていて、転送量の範囲内でのサーバー運用が求められます。

転送量の上限は、スマホのデータ通信量のパケット制限・ギガ制限と考えると理解しやすいです。

サーバーの転送量の計算方法

レンタルサーバーの転送量は、次のような計算式で算出することができます。

  • 1ページあたりのデータサイズ × アクセス数

データサイズは、配信するコンテンツ内容で異なってきますが、テキスト中心のWebサイトであれば1〜3MBほどを想定しておけばOKです。

例えば、あるWebサイトにおいて1ページあたりのサイズが3MBで月間アクセス数が10万PVとすると、300GB/月の転送量が必要となります。

  • 3MB×100,000PV=300,000MB≒300GB

1ページあたりのデータサイズは、Pingdom Toolsで測定できます。

転送量の上限を超過したらどうなる?

レンタルサーバーの転送量の上限を超過すると、速度制限がかけられて表示速度が遅くなります。

また、転送量の超過が恒常的に続くようになると、レンタルサーバーの運営から警告が来て上位プランへの変更を依頼されることもあります。

転送量課金はなしとありますが、転送量がどれだけ増えてもいいのですか?

データ転送量の課金はありませんが、ネットワークやサーバーに対して過大な負荷が掛かる場合には、制限を行う場合があります。

目安数値を恒常的に上回る際は、ご利用プランの変更をお願いする場合があります。

また、目安数値を大きく上回る転送量が発生する際には、速度制限などの制限を実施する場合があります。

引用元: エックスサーバー-よくある質問

そのため、アクセス規模に応じて必要な転送量を把握してプランを選ぶことが重要になります。

レオ

サーバー選びのアクセス規模を想定して、十分な転送量を確保しておくことが重要なんだね。

アレックス

その通りだ。特に、格安サーバーでは転送量が極端に少ないこともあり注意が必要だ。

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PVごとに必要な転送量の目安

月間アクセス数転送量の目安
1万PV30GB/月
1GB/日
3万PV90GB/月
3GB/日
5万PV150GB/月
5GB/日
10万PV300GB/月
10GB/日
30万PV900GB/月
30GB/日
50万PV1.5TB/月
50GB/日
100万PV3.0TB/月
100GB/日
1ページあたりのデータサイズ3MBで計算

PVごとに必要な転送量の目安をまとめました。

転送量の規定方法はレンタルサーバー各社で異なり、基本的には次の2パターンのいずれかです。

  • 1月ごとに転送量の上限を定めている場合
  • 1日ごとに転送量の上限を定めている場合

月ごとの上限日ごとの上限の主な違いは、バズなど一時的なアクセス増加に対応できるかです。

レオ

月間100万PVのアクセスがあったとしても、月3.0TBの転送量があれば十分なんだね!

アレックス

集大成として100万PVを目指すと仮定して、月あたり3.0TB、日あたり100GBの転送量があるか確認してみよう。

レンタルサーバー各社の転送量を比較

サーバー名転送量月間PV目安
ConoHa WING
ベーシック
無制限無制限
エックスサーバー
スタンダード
無制限無制限
mixhost
スタンダード
無制限無制限
ロリポップ
ベーシック
無制限無制限
カラフルボックス
BOX2
無制限無制限
さくらサーバー
スタンダード
無制限無制限
1ページあたりのデータサイズ3MBで計算

有名どころのレンタルサーバー各社の転送量と月間PV数の目安を比較表にまとめました。

各レンタルサーバーの主力プランの転送量を抜粋していますが、いずれも転送量は無制限で大量のアクセスにも余裕で耐えられることがわかります。

そのため、レンタルサーバー選びの際は、転送量の違いよりも処理速度や月額費用の条件を重視してみてください。

レンタルサーバーの詳しい比較はこちら

転送量無制限のレンタルサーバー

サーバー名転送量

全プラン
無制限

全プラン
無制限

全プラン
無制限

全プラン
無制限

BOX2以上
無制限

全プラン
無制限

全プラン
無制限

全プラン
無制限

V1プラン
無制限

全プラン
無制限

レンタルサーバーの中には、転送量無制限を明記しているサービスが少数ながらも存在します。

上記のレンタルサーバーは、サービス内容に転送量無制限の仕様が明示的に記載されているため、本当の意味で転送量を気にせず利用可能です。

サーバーの使い方でより多くの転送量が必要になるという方は、ぜひ検討してみてください。

まとめ

今回は、レンタルサーバーの転送量について、計算方法やPVごとに必要な目安を解説しました。

記事のポイントをまとめます。

本記事のポイント
  • レンタルサーバーの転送量は、サーバーから送られる通信データの合計です
  • 転送量の上限を超過すると、速度制限がかけられて表示速度が遅くなります
  • 月間100万PVのアクセスがあったとしても、月3.0TBの転送量で十分です
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以上、「レンタルサーバーの転送量は何ギガ必要?」でした。

この記事の参考情報

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