【2024年最新】All-in-One WP Migrationの使い方(移行/引っ越し)

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All-in-One WP Migrationは、WordPressを移行(引っ越し)できるプラグインです。

移行元でWordPressのデータをファイルにエクスポートし、移行先でインポートするだけで簡単に引っ越しができます。

All-in-One WP Migrationの基本的な使い方や注意するべきポイントとは?

本記事は、ブログブートキャンプのブログの始め方-WordPressのプラグインに関する内容となります。

レオ

WordPressのサーバーを移行したいんだけど、大変そうで…

アレックス

All-in-One WP Migrationを使えば、失敗なく移行ができるぞ!使い方を確認していこう。

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この記事の著者

アレックス
@blog_bootcamp

アレックス(ALEX)

横浜国立大学大学院 工学府を修了し、富士通株式会社に入社。その後、エンジニアやブログの経験を活かしてブログブートキャンプを設立。ブログやブログ運営に必要なWordPress、レンタルサーバー、VPSの専門家としてノウハウや情報を発信中。

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All-in-One WP Migrationとは

All-in-One WP Migrationは、WordPressを簡単に移行(引っ越し)できるプラグインです。

FTPソフトやデータベースなどの知識は全く必要なく、移行元と移行先でプラグインをクリックするだけでWordPressを移行できます。

移行できる対象には、以下のようなWordPressに関連する全てのファイル・データが含まれます。

  • 画像ファイル
  • データベース(記事など)
  • テーマ
  • プラグイン
レオ

サーバー移行ってかなり大変と思ってたけど、All-in-One WP Migrationを使えばできそう!

アレックス

エクスポートボタンとインポートボタンを押すだけのシンプルな操作で、本当に簡単だ!

無料版と有料版の違い

All-in-One WP Migrationには無料版と有料版があり、それぞれの違いは次の通りとなります。

項目無料版有料版
料金無料$69
サイズ制限512MBなし
サポート×
ファイル除外×
外部ストレージ×
WP-CLI×
All-in-One WP Migration公式(英語)

無料版ではインポート可能なファイルサイズが512MBまでに制限されているのですが、有料版では上限なしで利用できるようになっています。

有料版を使うことなくWordPressの移行をしたい場合は、ファイルサイズが大きい画像だけを別途ダウンロード・アップロードすればOKです。

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All-in-One WP Migrationの使い方

All-in-One WP Migrationの使い方

All-in-One WP Migrationの使い方は、大きく移行元での作業移行先での作業に分かれます。

移行元でバックアップデータをエクスポートしてから、移行先でバックアップデータをインポートするまでの流れを確認していきましょう。

WordPress移行元での作業

WordPress移行元では、事前準備を行ってから、バックアップデータをエクスポートします。

プラグインのインストール

All-in-One WP Migrationをインストール

まずは、プラグインの新規追加画面で「All-in-One WP Migration」と検索し、インストール・有効化まで完了してください。

バックアップ前の事前準備

データ移行の失敗を防止するため、いくつかの事前準備を行っておきます。

WordPressのアップデート
WordPressの更新

管理画面の「更新」にメッセージが出ている場合は、WordPressの最新バージョンがあります。

WordPressを最新バージョンに更新

WordPressの更新で「今すぐ更新」をクリックし、最新バージョンにアップデートしましょう。

相性が悪いプラグインの停止
SiteGuard WP Pluginの無効化

SiteGuard WP Pluginは、All-in-One WP Migrationと相性が悪いと報告されています。

プラグインを導入している場合は、必ず無効化してからエクスポートを行うようにしましょう。

バックアップのエクスポート

WordPress管理画面 All-in-One WP Migration エクスポート

WordPressの管理画面から「All-in-One WP Migration→エクスポート」と進んでください。

All-in-One WP Migration ファイルにエクスポート

エクスポート先で「ファイル」を選択すると、バックアップデータのエクスポートが始まります。

All-in-One WP Migration バックアップデータをダウンロード

完了したら、「ダウンロード」をクリックして、バックアップデータを保存しておきましょう。

レオ

ダウンロードサイズが512MB超えているけど大丈夫かな?

アレックス

512MBを超えている場合は、無料版では移行先でインポートできない。次の対応を行おう。

サイズが512MBを超えている場合
All-in-One WP Migration メディアライブラリをエクスポートしない

エクスポートから画像ファイルを対象外とすることで、512MB以下に収めることができます。

高度なオプションで、次の通り設定します。

  • メディアライブラリをエクスポートしない: チェックを入れる

この場合は、画像ファイルだけは、後ほど手動でダウンロード・アップロードを行いましょう。

WordPress移行先での作業

WordPress移行先では、プラグインをインストールしてバックアップデータをインポートします。

WordPressの新規開設

WordPressの新規開設

移行先のサーバーでは、事前にWordPressを受け側としてインストールしておく必要があります。

同じドメインでも新しいドメインでも大丈夫なので、移行先のサーバーのマニュアルに従ってインストールを進めてみてください。

アレックス

ここで設定した、タイトルやユーザー名、パスワード、メールアドレスはインポート後に移行元の情報で上書きされるぞ。

プラグインのインストール

All-in-One WP Migration インストール

移行先でも「All-in-One WP Migration」のインストール・有効化までを完了してください。

さらに、サーバーに設定されたアップロードサイズの上限を引き上げるため、All-in-One WP Migration File Extensionを導入します。

All-in-One WP Migration File Extension

上記のダウンロードページにアクセスし、「Download」をクリックしてください。

ダウンロードしたプラグインは解凍せずに、ZIP形式のまま保存しておいてください。

WordPress プラグインの新規追加

WordPressの管理画面で「プラグイン→新規追加」とクリックしてください。

WordPress プラグインのアップロード

プラグインのアップロード→ファイルを選択」と進み、ダウンロードしたall-in-one-wp-migration-file-extension.zipを選択します。

今すぐインストール→プラグインを有効化」をクリックすると、インストールは完了です。

アレックス

これで最大アップロードサイズが512MBまで拡張されたぞ。

All-in-One WP Migration アップロードサイズの上限アップ

バックアップのインポート

WordPress管理画面 All-in-One WP Migration インポート

WordPressの管理画面から「All-in-One WP Migration→インポート」と進んでください。

All-in-One WP Migration ファイルのインポート

インポート元で「ファイル」を選択し、移行元で保存したxxx.wpressというバックアップデータをインポートしましょう。

All-in-One WP Migration インポートの開始

進行状況のステータスが100%になると、インポート前の確認画面が表示されます。

開始」をクリックして、バックアップデータのインポート処理を開始しましょう。

All-in-One WP Migration インポートの完了

最後に「完了」をクリックすると、バックアップデータのインポートは完了となります。

レオ

ちゃんとWordPressを引っ越しできてるのかな?

アレックス

トップページや記事を確認してみよう。移行元のWordPress環境を引き継げているはずだ。

パーマリンクの更新

WordPress管理画面 パーマリンク設定

WordPress管理画面から「設定→パーマリンク」と進み、パーマリンク設定画面を開きましょう。

WordPress パーマリンク設定

パーマリンク設定画面の最下部にある「変更を保存」を2回クリックしてください。

こちらは、移行後のリンク切れを防ぐために、必ずやっておくべき手順となります。

画像ファイルのアップロード

画像ファイルを対象外としていた場合は、FTPソフトでダウンロード・アップロードを行います。

FTPソフトはなんでも良いのですが、FileZillaというフリーソフトが使いやすくオススメです。

FileZilla ダウンロードページ

公式のダウンロードページから、PCの環境に合うソフトウェアをダウンロードしましょう。

続いて、ダウンロードしたソフトウェアを実行し、インストールまで完了してください。

FileZilla サイトマネージャー

FileZillaを起動して「ファイル→サイトマネージャー」とクリックしてください。

レンタルサーバーにFTP接続するためには、以下のような情報の設定が必要となります。

  • プロトコル: FTP-ファイル転送プロトコル
  • ホスト: 各自のサーバー情報を入力
  • 暗号化: 明示的なFTP over TLSが必要
  • ユーザー: 各自のサーバー情報を入力
  • パスワード: 各自のサーバー情報を入力

ホストやユーザーの情報は、レンタルサーバー登録時のメールや管理画面で確認できます。各サーバーのマニュアルも参考にしてみてください。

All-in-One WP Migration 画像ファイルのダウンロード・アップロード

サーバーへの接続に成功すると、上記のような画面が表示されて各フォルダにアクセスできます。

移行元サーバーから移行先サーバーへ移行

画像ファイルは、/wp-cotent/uploadsのフォルダ内に格納されています。

移行元からuploadのフォルダをダウンロードして、移行先でuploadsのフォルダをアップロードすれば、画像ファイルの移行も完了となります。

レオ

フォルダのダウンロード・アップロードはどうやるの?

アレックス

移行元でuploadsのフォルダを右クリックしてダウンロード、ダウンロードしたuploadsのフォルダを移行先で右クリックしてアップロードだ。

All-in-One WP Migrationのトラブル

All-in-One WP Migrationのトラブル

All-in-One WP Migrationは非常に便利なプラグインですが、トラブルの報告もあるようです。

WordPressのバックアップデータが消えてしまうことはないので、落ち着いて、以下の状況に応じた対応を行ってみてください。

インポートできない

移行先でインポートできない場合は、移行元のPHPのバージョンを最新にすると解決できます。

移行元と移行先のPHPバージョンが違うことが原因で、バックアップデータを正常にインポートできないというトラブルが確認されています。

エックスサーバー PHPバージョンの変更

移行元のサーバーの管理画面にログインし、PHPを最新バージョンに変更してください。

All-in-One WP Migration ファイルにエクスポート

その後、移行元でバックアップデータのエクスポートをもう一度行い、移行先でインポートを改めて試してみてください。

エクスポートできない

バックアップデータはサーバー内に生成されているので、直接ダウンロードしましょう。

対処方法は、次の項目で説明しているサーバーに問題が発生しましたのトラブルと同様です。

サーバーに問題が発生しました

サーバー側で制限がかけられているため、バックアップデータを直接ダウンロードしましょう。

All-in-One WP Migration バックアップデータのダウンロード

/wp-cotent/ai1wm-backupsのフォルダ内に、バックアップデータが格納されています。

xxx.wpressというファイルをFTPソフトやファイルマネージャーで直接ダウンロードして、移行先でインポートすればOKです。

まとめ

今回は、WordPressプラグインのAll-in-One WP Migrationについて、使い方を解説しました。

記事のポイントをまとめます。

本記事のポイント
  • All-in-One WP Migrationは、WordPressを移行(引っ越し)できるプラグインです
  • 使い方としては、移行元でデータをエクスポートし、移行先でインポートします
  • インポート・エクスポートできないトラブルの際は、落ち着いて対処しましょう

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以上、「All-in-One WP Migrationの使い方まとめ」でした。

この記事の参考情報

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