SiteGuard WP Pluginは、不正アクセスからWordPressを守るプラグインです。
ログイン画面には誰でもアクセスできるため、不正アクセスのターゲットになりやすく、セキュリティ対策が必須となります。
セキュリティ対策に効果的なSiteGuard WP Pluginの使い方・設定方法とは?
本記事は、ブログブートキャンプのブログの始め方-WordPressのプラグインに関する内容となります。

WordPressって不正アクセスに狙われやすいって聞いて、少し不安になってきた…

プラグインで対策をしておくだけで、セキュリティリスクからWordPressを守れるぞ!やり方を確認していこう。
SiteGuard WP Pluginとは
SiteGuard WP Pluginは、不正アクセスからWordPressを守るためのプラグインです。
WordPressのログインページと管理ページを保護するための機能を備えていて、次のような攻撃に対してセキュリティを高めることができます。
- 不正ログイン
- 管理ページへの不正アクセス
- コメントスパム
プラグインの開発元はJP-Secureという日本のセキュリティソフトウェア会社となります。

日本のセキュリティソフト会社の開発なら、信頼できそう!

レンタルサーバーによっては、WordPressインストール時に最初から導入してあるぞ!
SiteGuard WP Pluginの使い方・設定方法

SiteGuard WP Pluginはインストール・有効化するだけで、すぐにセキュリティが強化されます。
初期設定のままでも問題ないのですが、確認・設定変更しておくとより良い項目があるので、以下の3項目について解説をしていきます。

WordPressの管理画面で「SiteGuard→ダッシュボード」と進むと、設定項目が表示されます。
管理ページアクセス制限

管理ページアクセス制限は、24時間以内にログインしていないIPのアクセスを遮断する機能です。
WordPressへの攻撃は、システムの脆弱性から管理ページを狙うため、きちんとログインしていないIPを弾くだけでも一定の効果があります。
初期設定ではOFFになっているので、ONに変更しておきましょう。
- ON/OFF: ONに変更
設定変更後は、「変更を保存」を忘れずにクリックしてください。

24時間ごとにログインし直す必要があって面倒なんだけど!

セキュリティ対策と利便性はトレードオフだ。面倒だが、ハッキングされたら全てを失うぞ!
ログインページ変更

ログインページ変更は、WordPressのログインURLをデフォルトのURLから変更する機能です。
通常は、https://xx.com/wp-login.php
で誰でもログインURLにアクセスできるため、パスワードの総当たり攻撃可能な状態となります。
設定をONにした上で、ログインページURLの文字列をさらに変更してください。
- ON/OFF: ONに設定
- 変更後のログインページ名: 文字列を変更
- オプション: 管理者ページからログインページへリダイレクトしないにチェック
設定変更後、「変更を保存」をクリックしておきましょう。

デフォルトの文字列から、わざわざ変更する必要あるの?

デフォルトだと、SiteGuardを使っていると推測された時点で、login_5桁の数字を総当たり攻撃されてしまう。
万全を期すためにも、ランダムな文字列への変更が必要だ。
更新通知

更新通知は、WordPress本体やプラグイン・テーマに更新があった時に通知してくれる機能です。
デフォルトではONになっているのですが、更新通知メールが大量に届いてしまうため、OFFにしておいても良いかもしれません。
- ON/OFF: OFFに設定
設定変更後は、「変更を保存」をクリックしてください。
今回紹介した設定項目以外の使い方の詳細は、公式サイトを参照してください。

SiteGuard WP Pluginでログインできない時は?

SiteGuard WP Pluginを有効にすると、ログインURLが変更されるため、ログインできないというトラブルが発生することがあります。
ログインできない場合も落ち着いて、以下の状況に応じて対応を行えば大丈夫です。
ログインURLがわからなくなった
.htaccessを確認すると、SiteGuard WP Pluginで変更したログインURLを確認できます。
サーバーにある.htaccessに書き込まれている次の記述を確認してください。多くのサーバーでは、管理画面からファイルにアクセスできます。
#SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_START
#==== SITEGUARD_RENAME_LOGIN_SETTINGS_START
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteBase /
RewriteRule ^login_02900(.*)$ wp-login.php$1 [L]
</IfModule>
#==== SITEGUARD_RENAME_LOGIN_SETTINGS_END
#SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_END
login_02900
の部分がログインURLです。http://xx.com/login_02900
にアクセスしてください。

login_02900の部分は、各自が設定した文字列により異なるぞ。
404エラーが表示される
ログインURLを経由せずに、管理画面に直接アクセスしていることが原因です。
管理ページアクセス制限の設定により、24時間以内にログインしていないIPとして、アクセスを弾かれてしまっている状態となります。
https://xx.com/wp-admin
ではなく、設定したログインURLにアクセスしてみてください。
まとめ
今回は、WordPressプラグインのSiteGuard WP Pluginについて、使い方や設定方法を解説しました。
記事のポイントをまとめます。
- SiteGuard WP Pluginは、不正アクセスからWordPressを守るプラグインです
- 基本的な設定項目として、アクセス制限やログインURL変更を紹介しました
- ログインできないトラブルが発生した場合の対処法を2つ紹介しました
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以上、「SiteGuard WP Pluginの使い方・設定方法まとめ」でした。
この記事の参考情報
- WordPressプラグイン公式サイト
JP-Secure - WordPress.org
プラグインの使用、WordPress.org-プラグイン